加藤がく

民主党候補者公募 応募小論文
「私の政治への思い」

 戦後60年、過去の歴史を見つめ直し新たな国づくりを進めるべき時にあって、政治の停滞は目に余るものがある。小泉首相は、財政再建、地域経済の活性化、年金改革、教育改革、そしてアジア諸国との歴史問題の解決と友好関係の構築といった政治の重要課題を置き去りにして、国民の半数が反対する自衛隊のイラク派遣や靖国神社参拝に異常な執着を見せる独りよがりの政治を続けている。「民間にできることは民間に」を合い言葉に進めた理念なき「小泉流構造改革」は、ITとマネーゲームの一部の成功者を「勝ち組」と祀り上げる一方で、地方の町や村で真面目に生活をしてきた人たちの悲痛な叫び声を「痛み」の一言で払いのけ、「人生いろいろ」とせせら笑う。

 進行する「勝ち組」と「負け組」の線引きは、単なる一世代の所得格差や都市-地方の格差に留まらない。「ゆとり教育」という失政によって、公立学校が疲弊し、塾や私立学校への教育依存が高まったため、子供の教育機会が親の収入や住んでいる地域に大きく左右されることとなってしまった。田舎の公立学校と東京の私立学校との教育水準の格差は、子供たちの将来の職業の選択や収入に大きな影響を与え、教育機会の格差が社会階層を固定化する構造が現出した。そして、その階層の固定化が、将来の膨大な国債償還と年金負担の不安とあいまって、若い世代に大きな無力感と絶望感を与えている。

 私は、このように歴史や隣国との関係をないがしろにし、人々の間に一世代では乗り越えられないような格差の壁を築き上げている小泉政権の政治を、このまま放って置くことができない。田舎の小さな建具屋の家庭で育ち、真面目にコツコツ働くことの大切さを親父の背中から私は感じてきました。郷土では、自分たちの生活を犠牲にしてまで、子供の夢の実現に協力を惜しまない親たちの姿をたくさん見てきました。生まれた家庭や地域に関係なく、誰もが挑戦できて、その真面目さが報われる社会の実現こそが、格差社会化する日本で、今取り組むべき最も重要な政治課題であると思っています。

 自民党の有力政治家のほとんどは2世、3世の世襲議員で、庶民的な生活感覚の欠如ゆえに、人の命の安全や税金・年金についての軽はずみな言動が目立っています。そして難しい政治課題への取り組みの遅れに対する国民の批判をかわすために、近隣諸国への勇ましい言葉でナショナリズムを煽るといった短期的な思慮の浅い政治を行っているのです。国をそうした「現実生活に疎い放蕩息子たち」に任せておくことはできません。民主党が地域の普通の人たちの声を代表し、変化を期待できる新鮮さを打ち出すことによって、政治を普通の人たちの手に戻していく必要があるのです。

 私は、多くの日本人がそうであるように、小・中・高と公立学校で教育を受け、田舎出身の様々なハンディキャップを背負いながらも、世界に乗り出して独力で自分を磨いてきました。これまで東南アジアやイギリスで積んできた国際的な経験や知識をもとに、新しい視点もって、閉塞した日本社会に風穴を開けていきたいと思っています。

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